ご 挨 拶
旅先での人との交流や、そこでしか得ることができない体験、暮らすように旅をしたいという切なる想い。旅する人と地域の人たちとを繋ぐ架け橋として、2006年に私たち「特定非営利活動法人 交流・暮らしネット」が誕生しました。
見ず知らずの土地でも安心して、心ゆくまで滞在を楽しんでほしい。交流機会を通じて、そこに暮らす人たちが、より一層輝いてほしい。そのために私たちは、日々活動しています。
2011年の東日本大震災では、台湾の人たちから多くの励ましやご支援をいただきました。私自身、岩手に暮らす祖父らを津波で失った経験から、そのご恩返しをと願って、これまで活動して参りました。
このたび、台湾の皆様がたに向けた新しい旅のカタチ「日語研修一個月 日本東京遊学体験」をご案内できることは、望外の喜びです。
ロコ気分で、交通系電子マネーSuicaで電車を乗りこなし、ショッピングやグルメを楽しむ。週末には遠出をして、田舎暮らしを体験する。私ども老舗の観光NPOが、その願いを叶えます。皆様の人生において、生涯、忘れることのできない感動の一カ月が過ごせることでしょう。
台湾と日本との良好な関係を「観光交流」という見地から40年に渡り支えて参りました。
台湾市場は今もなお、空前の日本旅行ブームに沸いています。近年では、東京などの大都市のみならず地方の農山漁村での田舎暮らしにも、台湾の老若男女が大きな関心を寄せています。
私ごとですが、かつて台湾観光協会・東京事務所長を2期務め、台湾交通部 観光局 国際組組長を歴任した経験を生かして、本事業の企画提案から商品造成における助言などを行って参りました。日常会話に困らず安心・安全の日本での暮らしを、ぜひ皆さんに体験してもらいたい。そうした想いが「日語研修一個月 日本東京遊学体験」には詰まっています。
語学の習得や日本遊学は、若い世代だけのものではありません。定年退職をしたシニア夫婦や、日本で将来、ビジネススキルを学びたいと考えているミドル世代にも、そのきっかけづくりとなることでしょう。多くの皆様のご参加をお待ちしております。東京で会いましょう。
